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デブエット完結編①

サイトリニューアル以前のブログでアクセスが多かった過去記事の再掲載です。

ナインティナインの矢部さんを一週間で13キロ太らせる、めちゃイケのデブエット企画が、2月18日の放送で完結しました。

結果は1週間で52.5kg→59kgと6.5kgの増加でした。13kgには及びませんでしたが、1週間としてはかなりの増加ですね。ただ、前回のブログでも書きましたが、内臓に入っている未消化の食物や水分で3~4kgはあると思われるので、実際は2.5~3.5kg程度太ったと考えられます。それでも1週間としてはかなりのハイペースです。

あんなに痩せていた矢部さんが、なぜこれほど体重を増やせたのでしょうか? 「あれだけ食べれば太るの当たり前だよ!」と突っ込みを入れられそうですが、痩せすぎで悩んでいる人にとって、これほど短期間の体重増加は、たとえ大量に食べても非常に難しいことなのです。体重増加アドバイザーの私が、その理由を探ってみましょう。

 

◇矢部さんは本当は何キロ増えたのか?

まず、矢部さんの実際の体重増加分を推定してみましょう。体重増加分は、中間計測で5kg、最終的に6.5kgですから、後半で1.5kgの増加をしています。1日の摂取カロリーは前半も後半もほぼ変わらないことから、実際の体重増加は前半も1.5kgと考えらます。つまり、実際に太った分は3kg、1日あたり428グラムの増加と考えられます。

 

◇太った中身は?

この実際の体重増加分とは、具体的には脂肪か筋肉が増えた分です。矢部さんはトレーニングをせずに食事のみで体重を増やしているため、大半は脂肪で増えているはずですが、これほどのオーバーカロリーの食事だと、インスリンが多量に分泌するため、トレーニングをしなくてもある程度は筋肉も増えます。といっても、この場合、筋肉の増加分は多くても1日40グラム程度だと思います。

つまり、デブエット中の矢部さんの体内では、1日に、脂肪388グラム、筋肉40グラム増えていたと考えられます。

筋肉組織は主にタンパク質と水からなります。脂肪組織は主に脂肪と水からなり、脂肪には25%前後、筋肉には75%程の水分があります。

それらを考慮すると、1日291グラムの脂肪と10グラムのタンパク質が脂肪と筋肉組織に取り込まれています。

カロリーに換算すると、脂肪2,619kcal、タンパク質40kcal、合計2,659kcalです。

つまり、取り込んだカロリーの少なくとも2,659kcalは消費されずに身体に同化され、残りのカロリーは矢部さんの身体を維持するために必要なエネルギーと考えられます。

 

◇普通の人よりもずっと少ないカロリーで太れた矢部さん

矢部さんと同年代の男性の推定エネルギー必要量(厚生労働省の栄養摂取基準)は2,250~3050kcalです。カロリーになぜ幅があるかというと、生活強度によって消費カロリーが異なるからです。標準的な生活強度(強度Ⅱ)のエネルギー必要量は2,650kcalですが、矢部さんようにレギュラーを何本も抱えているタレントなら、生活強度はⅡよりも高いはずです。仮にⅡとⅢの中間とすると、2,850kcalとなります。

先程の計算で、矢部さんの身体に蓄えられた分のカロリーは1日2,659kcalと導かれました。これに、厚生労働省の推定エネルギー必要量を加えると、5,509kcalになりますが、ここで矛盾が生じます。

番組によると、この企画で矢部さんが一週間で摂取したカロリーは合計で34,513kcalということなので、実際は、1日あたり平均4,930kcalしか摂取していないのです。つまり、矢部さんが実際に摂取していたカロリーは、体重増加分から推測される必要カロリーよりもはるかに少ないのです。食べたもの全てが体内に取り込まれないことや、消化や同化にもカロリーが消費されることから、5,509kcalよりも更に多くのカロリーを必要とすることが予想されるにもかかわらずです。

言い換えれば、推定されるカロリーよりもずっと少ないカロリーで矢部さんは体重を増やしているのです。

実はそこに、矢部さんが容易に体重を増加できた理由が隠されています。