渋谷にある体重増加の専門会社
スマートゲイン
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自分がなりたい体型を目指そう

世間では「痩せ = イケてる」「痩せ = 美」「痩せている = 良いこと」という認識がまかり通っていますが、それは単純化しすぎた価値観で、必ずしも人を幸せにするものでは無いと私は思っています。

いわゆるイケてない人は、痩せてもイケてないままかもしれない。美しい人が痩せたらといって、もっと美しくなるとは限らないし、痩せ過ぎの人が適度に太って美しくなることも当然あります。

しかし、テレビでは毎日のようにダイエットが取り上げられ、雑誌には痩せる特集が毎月踊っています。本来は健康的という意味のヘルシーという言葉は、単純にローカロリーという意味で使われ、ダイエットという言葉は、国民の三大義務の一つかのように宣伝されています。

”夏までに本気で痩せよう!”

”カロリーは敵だ!”

”さあ、ダイエットしよう!”

.....

 

もうね... 宗教ですかと。痩なきゃ教かと。

この、全人類が痩せることを望んでいるかのような風潮に私は異を唱えたい。

皆が皆痩せたいわけじゃない。痩せ過ぎで悩んでいる人は、太りたいのです。

人の価値観、好み、進みたい方向は、それぞれ違う。体型はもっと自由であるべきだと思う。

「世間的に痩せている方がいいから痩せたい」、ではなく、それが心からの望みなら、正しい方法で痩せればいいし、逆に、痩せ過ぎの人が「太ってかっこよくなりたい」「太って女性らしい丸みを付けたい」「太って体力を付けたい」のなら太るのも全く悪いことではない。

但し、一つだけ譲れないことはある。それは、不健康よりも健康がいいという事。いつも体調がよく、身体が体感的に軽くて、疲れにくい。それは心地いい。

私が体重増加コーチという素晴らしい仕事を通してみんなに伝えたいのはこういうことです。

世間がなんと言おうが、自分が好きな体型になろう。但し、健康でいよう。

スマートゲインの体重増加プログラムに参加する大半の人が、世間とは違う価値観に悩んでいます。周りの人全てが痩せたいと願い、社員食堂までカロリーが低いだけの食事を”ヘルシー”として提供するような世の中で、痩せすぎで悩んでいる人はむしろ太りたいと思っています。ひとたび太りたいと口にすれば、羨ましいだの、贅沢だの、なんでも好きなだけ食べられていいねだの、私のお肉を分けてあげたいだの、ああだのこうだの言われます。羨ましいと言ってるくせに、「ガリガリじゃん」、「骨がすっごい出てる」だの、とても羨ましがってるとは思えない事までいう。そう言われ続けるうちに、太りたいとは言いづらくなってきます。その思いをしまいこみ、自分はこういう体型で一生変わらないんだと無理に納得し、”ガリガリだね”という言葉は受け流すようになる ー せめて、もう少し”普通”の体型になりたいと思い続けながら。

この記事を読んでいる大半の方が痩せていると思います。もしかすると、極度に痩せているのかもしれない。そんなあなたは、”普通”になりたいと思っているかもしれません。なぜそう思うのかといえば、私もそうだったからです。ここにも書いてある通り、私は本当にとても痩せていた。小さな頃から痩せていたけれど、幼少期は自分の体型なんて気になりませんでした。それが年齢が上がり、小学生、中学生となるにつれ、人から言われるようになるんです。ガリだの骨だの。そう言われるうちに、だんだん自分の体が嫌になってきます。もともと嫌いでなかった自分の体型が、人から言われることで嫌いになってくる。そして、普通の体型になりたいと思うようになるのです。

ここで考えてみてください。あなたは本当に普通の体になりたいのですか? 普通の人の体ってそんなにカッコイイ?

私は今思うと普通の体型をカッコイイと思っているわけではなかった。ただ、嫌味や悪口を言われない体になりたかっただけ。皆と同じなら悪口を言われない、だから普通の体になりたかったんです。でも身体を作り始めて気づきました。私の場合は、がっしりした筋肉質な体型に本当はなりたかった。

あなたはどうですか。本当になりたいカラダってどんな体型ですか。

まずは、そこがスタートです。単純に、悪口を言われなくなりたいからという理由だけで、普通を目指すのはやめよう。本当になりたい体型は人それぞれ違うはず。とはいえ、どんな体型になりたいのかすらわからない人もいるでしょう。それなら、まず痩せ過ぎを脱することを目標にしてみましょう。体型を意識して行動に移すと、本当に自分のなりたい体型が見えてきます。

本日のまとめ

  • 世間がなんと言おうが、自分の好きな身体になろう。
  • 自分が痩せ過ぎで、太ってカッコよく(美しく)なりたいと願うなら、それが心からの気持ちなら、それに従いましょう。但し、健康が第一。
  • あなたにとって、より自分らしいカラダになるために、人の価値観ではなく、自分の心で行動するのです。